人間が嫌いでごめんなさい

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このところ人間嫌いが加速している
誰とも話したくない。誰も信用できない。
気持ち悪い。いなくなって欲しい。

そう思いながら一人の人間として
働いて食べて眠って
なんとか生きている。

近いうちに何もかも投げ捨てて
死に場所でも探しそうだ。
もしくは濁った魚のような目で
色々なものを見て過ごすかもしれない。

自分の好きなことの時間をつくるために
社会に馴染もうと心にダンボールでハリボテを作ったけど
人間が生み出す毒で真っ黒こげだ。

ひとりひとりの良い面や良い人は
もちろんいるけれど
それ以上に、生ゴミに失礼だけど
生ゴミを煮詰めたような人間が多くて
そのバグった思考回路が生み出される
言葉も声も匂いもバーナーできれいに燃やし尽くしたい



ずっと不思議だったことに
「ごめん、ブロッコリー嫌いなんだよね」
というような、

嫌いなものに謝る人が
なんでわざわざ謝るのか
わからなかった。

でも、いまなら
なんとなくわかる気がする。

ブロッコリーは彼女に
何も悪いことはしておらず、
それなのに一方的に嫌っていることに
謝っているんだろう。

僕も一方的に人間のことを
嫌っているけど、
人間にはまったく非がない

人間が生ゴミなのも別に人間が悪いわけではなくて
元からそういうものだから人間は悪くない

戦争しようが人を傷つけようが
つまらないことに熱中しようが、
自分が正しいと思う一つひとつの価値観とかも

うさぎが寂しくて排泄物を食べるのと同じで
ゲロ吐きそうなくらい気持ち悪いけど
気持ち悪いだけでそういう存在だから
ぜんぜん悪くないよ、悪くない。

水、買わないと。