空欄を毒で埋める

カラフルな色の錠剤をファッションとして
持ち運んだり、アスファルトを歩いているアリに
適当な名前をつけたところで

感情が燃えて炭になるだけでもないし
人の顔よりパソコンをよく見るようになって
神が作ったものより人が作ったものを信じてる

鹿の目の色を思い出せない
リンゴは欠けたまま
プラスチックのストローを噛んでいると
生きているなと思う。

ネオンの赤ちゃん
チョウチョは海に移住する