昨日の部屋で線香花火がしおれている

骨がないみたいな歩き方するね
と、君に言われたので
メルカリで丈夫な骨が売ってないか探した。

どこかの空き地を購入し
ボロボロの船を置いて
その中で生活して
雨粒が地面を叩く音を
ずっと聞いていたい。

「自分は幸せになる権利がある」というふうに思うと
怒ったり悲しくなったりするけど、
そんなこと思わなければ

通り過ぎる雨みたいなもので
濡れたりするけど、ただそれだけなんだ。

気休めでバク転をする。
ペンギンにはできないだろうし。