原型の皿

夜中ですね。こんばんは。

生きている間に
本当に自分の好きなものを見つけて

朝も、昼も、夜も、眠っている時間も
魔女が生贄をえいやっと放り込むように
すべて鍋に放りこんで原型が破壊されるまで混ぜ合わせたい。

最近は、無邪気な子供が「飛行機に乗りたい」と言うような感じで
「努力がしたいなあ」と漠然と思っている。

何かしらの飛行機に乗れば
何もしなくても遠いところまで行くだろうが
努力の場合は、

自分が舵を握らないといけないため
方向性を見誤れば
墜落するかもしれない。

墜落するくらいなら
ぐうたらしていた方が良い
私はそういう人間だ。

しかし限りある生を隅々まで楽しむためには
努力して行けるところまで行くというのは
悪くない選択肢のように感じられる。

人生は虚無だって言う人がいるが
虚無だ、何も役に立たないといって
ゲームを適当にプレイする人は
ほとんどいなくて

虚無なゲームを
一生懸命虚無プレイして
鐘を突かれたように
感情を揺れ動かす人は多い。

虚無なものほど
一生懸命、熱中した方が
実は楽しいのである。