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ホラーゲーム「夜廻」感想 psvita

ホラーゲームというのはなかなか市場に出てこない。そして、たいていゾンビが襲ってくるのを銃で撃つようなものばかりだ。

そんななかで夜廻は雰囲気が異なる。グロテスクとはほど遠い、かわいらしいグラフィックからもわかるだろう。

このゲームの主人公である女の子は、いなくなったお姉ちゃんを探しに、夜の町を探索する。

女の子だからお化けは襲ってくるけど倒せない。隠れるか逃げるかのどっちかしかない。

というわけでホラーゲームのなかではかなり希少な部類になる。前々から気になっていたのだけど、ようやく買ってプレイしてみた。クリアー時間は8時間くらいだと思う。

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(お姉ちゃん)
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(なんか踊っているお化け)

夜廻のいいところは雰囲気と音楽

一つの町が舞台になっている。実際イベントが発生する場所はステージによって異なるのだけど、一枚マップで好きなところに行くことができる。(ストーリーを進めないといけないところもある)
学校や、田んぼ、商店街、工場……など、懐中電灯を片手に歩いているだけでも最高に楽しい。

それと呼応するかのようなBGMと効果音がたまらない。自動販売機の音とかものすごいリアル。
クリアーしてみると、ホラーゲームというよりかは夜の雰囲気を堪能するゲームといった方が近いのかもしれない。
ストーリーを進めているときよりも、ただ歩き回っている方が楽しいほどだ。

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(基本的に女の子一人ぼっち)

見た目のかわいらしさとは裏腹に難易度は高い。謎解きとしての難しさではなく、アクションの腕が要求される。
たとえば、画面の外から猛スピードでやってくるお化けをぎりぎりで避けたりしないといけない。
慣れていないと死にまくる。探索ゲームとして買おうと思っている人は注意した方がいいと思う。
塩を置くところでは、私は数十回は死んだ。

あと、わりとゲームが強制終了するので気をつけた方がいい。なにか不調が起こったら一回ゲームをやめたほうがいい。クリアーしたと思ったら強制終了というのはなかなかつらいものがある。

ストーリーは短いので、ある意味気楽にプレイできる。シナリオの部分はほとんどないので登場人物の感情は伝わりにくい。
と、個人的に難点は多いのだけど、やっぱり夜の街をだらだら歩くのは楽しい。いきなり壁から手が生えたり、マンホールから手が出てきて足を引っ張ってきたりするのも、このゲームならではだと思う。建物のなかに入れたらもっとよかった。


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(壁から生える手)
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(コンビニもあるよ)