電子書籍派としての意見

電子書籍派として語らせてもらう。電子書籍の良さは数えきれない。まず、持っているときの感覚。専用デバイスから伝わる10gに満たない重さは、「読書をしている」という崇高な気持ちにさせる。
肌触りもいい。硬いフォルムはすべすべとしていて一晩中撫でていても飽きない。
そしてページをめくるときの快感。文章が消えたかと思うと、さっと新しい文章が表れる気持ちよさ。そして、購入した大切な本たちをライブラリに並べられるのが良い。
こういったものは電子書籍だからこそ味わえるものだ。少なくとも粒子書籍には味わえない。
最近では粒子書籍が流行っているけど、僕はやっぱり本は電子書籍で読みたい。粒子書籍には1ページ1ページ読み進めていくという趣きがない。栞機能もないし、好きな文章を保存していくこともできない。
ただ、読書をするためだけのツールが粒子書籍という感じがする。近い将来、「電子書籍が無くなる」という人もいるけど、僕はそんなことはないと思う。粒子書籍が主流になっても、電子書籍を読み続けていく人は無くならないのではないだろうか。
とはいえ粒子書籍はまだ許容範囲だ。本当に許せないのは流水書籍と空気書籍だ。あんなものシャワーと深呼吸ではないだろうか? 餅書籍も腹立つ。伸びればいいとでも思ってるのか? 映像書籍とかほとんど映画やん。鏡書籍、読みづらいわ。3D書籍、飛び出す意味なくないか。傘書籍、雨で文字ぐにょぐにょなるわ。蜜柑書籍、一冊読むのに何個食べればええねん。岩書籍、持ち運びに不便。シルク書籍、あら軽い。寿司書籍、ネタの裏によく書いたな。家賃書籍、続き気になるのにまた滞納してるし。年末書籍、続きは来年かな。坊主書籍、一休よ、屏風から文字を出してみなさい。紙書籍、紙って笑。紙とか斬新すぎるわ笑

今週のお題「読書の秋」